金町ブログ

2014.12.13

最近患者様から仙腸関節のことをよく聞かれるので、
お話しをさせていただきます。

仙腸関節とは骨盤の骨である仙骨(せんこつ)と腸骨(ちょうこつ)との間にある関節で、
腰とお尻の間あたりの後面に位置し、左右2箇所あります。
よく産後に仙腸関節障害の腰痛が多いと言われますが、産後以外の腰痛でもこの仙腸関節が問題になっている
ことはよくあります。

症状は、腰の痛み、臀部の痛み、鼡径部の痛み、足の方への痛みなどがあります。
よく患者様自身は坐骨神経痛と勘違いをされて来院されることが多いです。
またぎっくり腰の原因になっていたり、坐骨神経痛のようなお尻や足へのシビレのような症状も出現します。

基本的に仙腸関節が問題で痛みがある方は片側の腰やお尻に痛みが出ている方がほとんどです。
片側だけが痛いということは、そっちだけに痛みを出す原因があります。
原因は・・例えば股関節の硬さや大腿部の筋肉の硬さなどがあります。

仙腸関節は、ゆるくなってズレていたり逆に関節がつまりすぎて動かなくなっていても問題を起こします。
また人によってズレている方向も様々なのでしっかりとした検査、診断が必要です。
レントゲンやCT、MRIのような画像検査では診断しにくいのもこの関節の特徴です。

仙腸関節のズレの治し方はいろいろとあります。
当院ではボキボキ鳴らすようなカイロプラクティックで仙腸関節のズレを治すようなことはしません。
その人の状態に合わせて、ドロップベットという特殊なベットを使ったり、
筋エネルギーテクニックやブロック治療、AKAという手技を使って治していきます。
少し難しい名前を出してしまいましたが、どれも痛くなくて安全な治療です。

少しでも自分の症状は仙腸関節からきているのかも。と思う方は遠慮なくご相談ください。

投稿者:金町ふじ整骨院

CATEGORY

ARTICLE

SEARCH

ARCHIVE

金町ふじ整骨院 03-5876-5319