金町ブログ
2015.02.06
先日患者様から
「友達が鍼打ったら悪くなったって言ってたんだけど
鍼ってうった後悪くなる事あるの?」
という事を聞かれました。
すごく気になる事ですよね。
悪くなると言うより、これは好転反応という体の反応です。
では、好転反応とは具体的にどういったものなのか。
みなさんは運動をして筋肉痛になったことはありますよね?
筋肉痛は運動によって壊された筋肉の修復が起きる過程で生じるものです。
壊れた物を接着剤でつけたらしばらく動かしたくないですよね。
筋肉もくっついてしばらくは動かされたくないんです。
うごきを抑える為に筋肉痛は起こるんです。
これを鍼に置き換えてみましょう。
皮膚を貫いて刺激を加える方法ですので、修復の過程でだるくなったり痛くなったりします。
これが以前患者様からご質問頂いた、
「鍼ってうった後悪くなる事あるの?」
の正体です。
修復中→だるい→良くなる
これが鍼の効果のサイクルになります。
悪くなったんじゃないか?
いいえ。それは体が良くなるサインです!
しかし、鍼の効果にはこの好転反応を利用した治療以外にもあります。
なので、だるさや痛みが出なかったからと言って効果がないわけではないので安心してくださいね。
当院では、患者さまの症状にあわせて最適な治療方法を提案できるように努めております。
お気軽にご相談ください!
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